宮崎県美郷町北郷にて進む「くろんごの家」の現場記録。
2025年1月の澄んだ冬空の下、敷地の造成工事が本格的にスタートしました。
敷地の手前には穏やかな小川が流れ、その川べりまでを含めた広大で伸びやかな自然環境が今回の舞台です。
自然の起伏を整え、敷地を拓く
まずは高低差のある土地に重機を入れ、家をしっかりと支えるための足元を整えていきました。

敷地内にあった木々は丁寧に伐採し、玉切りにして薪材として保管しています。山と川が育んできた木をただ処分するのではなく、これからの暮らしを温める燃料として大切に活かしていきます。

土地の上に建物の輪郭を描く「地縄張り」
造成を終えた大地に、建物の位置を記す「地縄張り」を行いました。
敷地内を流れる小川の気配をどう室内に引き込むか、周囲を囲む山並みと青空をどこから切り取るか。
図面の上で何度も検討を重ねてきた建物の輪郭が、実際の地面の上にスーッと現れるこの瞬間は、設計者としても身の引き締まる大切な節目です。
美郷町の豊かな自然景観に素直に馴染み、年月とともに味わいを深めていく住まいを目指して。
ここから本格的な基礎工事へと進んでいきます。

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